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【MHRise】RISEで劇的に進化した『ヘビィボウガン』【変更点まとめ】

モンスターハンターRISE』の体験版が配信されて約1週間。

SNSや動画投稿サイト上では様々な情報が拡散され、タイムアタック(TA)に挑戦するユーザーも現れるほどの盛り上がりを見せています。

そんな中、筆者もメイン武器である大剣の使用感やRISE独特の仕様についてまとめた記事https://t.co/RwijvlY2YP)を投稿し、そこで満足していました。

しかし!!

前作MHW,MHWIにおいて筆者は、その大剣に匹敵する勢いでヘビィボウガンも愛用していました。

そしてこのヘビィボウガン(以降ヘビィ)は、それこそ大剣とは比べ物にならないほどRISEで進化した武器でもあります。

ならもう記事にするしかない!

ということで、今回はRISEヘビィの新たな強み変更点についてまとめていきます。

 

 

①基本的な武器アクションについて

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基本的な武器アクションは前作MHW,MHWIと同様、初期設定ならZL(L2)で照準、ZR(R2)で射撃、X(△)でリロード、B(×)で回避........といった感じです。

回避アクションの挙動も、MHWと同様のもっさり回避です。MHXX以前のような機敏な回避はできません。前作同様、咄嗟にボタンを入力しても避けきれない攻撃が大半でしょう。

しかし、RISEから導入された新システム『鉄蟲糸技』でこの問題は解決できます。(詳しくは後述)

 

②追加要素と変更点について

次に、今作からの追加要素前作からの変更点について紹介します。

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追加要素『反動/リロード表記』

まず1つ目の追加要素として挙げられるのが『反動/リロード表記』です。

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残弾数の右側に反動とリロード速度がアイコン形式で表示されるようになりました。

射撃とリロードの挙動を確認してみたところ「アイコンが灰色の場合は非対応」という意味のようです。

恐らく一番右側は単発自動装填かどうかを示すアイコンだと思います。(MHW,MHWIの単発自動装填アイコンと形状が一致しているため)

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追加要素『溜め撃ち』

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2つ目の追加要素として挙げられるのが溜め撃ち』です。

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これは発射ボタンを長押しする事で、溜め段階に応じて弾の威力が上昇するという新アクションです。溜められるのは3段階まで。

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訓練所のアオアシラで検証してみたところ、最大まで溜めて撃つと通常射撃の約1.8倍までダメージが上昇しました。物理弾も属性弾も等しくダメージが上昇します。

ただし、溜めずに連射した方が秒間火力(DPS)は高いので、相手モンスターの弱点部位が狙えないタイミング等、有効活用できる状況は割と限られると思います。

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追加要素『横ステップ回避』

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3つ目の追加要素として挙げられるのが『横ステップ回避』です。

射撃、リロード、近接攻撃、鉄蟲糸技等、何らかのアクション直後にⓁスティックを左右に倒しながらBボタンを入力する事でランスやスラッシュアックスのような横ステップ回避が可能になります。前後へのステップはできないようです。

また、スタミナが続く限り何度でも繰り出せるようなので、正面から突進してくるモンスターへの対処法としては特に効果的だと思います。

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変更点『発射速度』

1つ目の変更点として挙げられるのが『発射速度』です。

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前作MHWIの反動小と今作RISEの反動小を比較してみました。(どちらもLV2通常弾の最速連射)

比べてみると一目瞭然ですが、RISEの方が圧倒的に発射速度が早いです。

秒間火力の向上はもちろんのこと、この頻度で麻痺弾や睡眠弾を撃てると考えると、状態異常はかなり狙いやすくなると思います。

 

変更点『機関竜弾』

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2つ目の変更点として挙げられるのが『機関竜弾』です。

基本的な操作はMHW,MHWIと同様で、時間経過で自動回復する特殊弾をAボタンで装填し、発射ボタン長押しで弾幕を展開するという固有アクション。

では何が変わったのかというと、それは有効射程です。

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前作MHWIの機関竜弾と今作RISEの機関竜弾を比較すると(筆者の主観も含みますが)前作よりも離れた位置から全弾命中が狙えるようになったのが見て伺えると思います。

 

③生存力を補う2つの『鉄蟲糸技』

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鉄蟲糸技『自在鉄蟲糸滑走』

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翔蟲ゲージを1つ消費して発動する鉄蟲糸技。

任意の方向に糸を伸ばし、その場から急速離脱する回避技です。

相手モンスターの突進や危険な範囲攻撃を回避するもよし、弱点部位との適正距離を維持するのに利用するもよし、あらゆる局面で活躍してくれるアクションだと思います。

 

鉄蟲糸技『カウンターショット』

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翔蟲ゲージを2つ消費して発動する鉄蟲糸技。

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地面に糸を張り巡らせてアンカーガードの構えに入り、相手の攻撃を受け止めると高威力の単発射撃で反撃するカウンター技です。

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また、アンカーガードは全方位ガード可能なので「突進を背中で受けてから反撃」といった流れを作る事も可能です。

体験版の時点では咆哮やブレスを含めた全ての攻撃に対応していますが、製品版でも全ての攻撃に対応してくれるかは不明です。

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カウンターショットの弾の威力は、なんとLV2通常弾の約9倍。(アオアシラの頭部とリオレイアの下顎でそれぞれ計測しました)

ちなみに、発射ボタンを押さずに入力を待てば発射タイミングをずらす事も可能です。

 

④まとめ

全体的な印象としては「生存力と手数が飛躍的に向上したWorldヘビィ」といったところです。

特に翔蟲受け身の存在が大きく、今までのように起き攻めに悩まされなくなった気がします。

また、避けきれない攻撃にはカウンターショットで対処できるようになったため、範囲攻撃や突進で死に至るリスクは大幅に低減しています。

おまけに弾の発射速度に応じてガードも挟みやすくなるため、個人的にはシールドヘビィの取り回し改善にも期待したいところです。

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それでは今回はこの辺で!

最後までお読み頂き、ありがとうございました👏

【MHRise】RISEの新たな『大剣』について【感想・評価まとめ】

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1/8(金) 10:00〜

ついにモンスターハンターRISE』の体験版が配信開始されました。

筆者のメイン武器は「大剣」なので、まずは手に馴染むまでRISEの大剣を使い続けてみました。

今回はその使用感や前作からの変更点について、まとめていきたいと思います。

 

 

①基本的な武器アクションについて

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RISEの武器アクションは基本的にワールド,アイスボーンが基盤となっており、大剣のアクションも前作とほぼ同様でした。

基本的には前作同様、溜め斬りや強溜め斬りを小まめに狙いつつ、長めのチャンスに真・溜め斬りを叩き込んでいく......といった立ち回りになると思います。

これだけ聞くと「え、あんまり変わってないんだ.....ガッカリ......」なんて思う方もいるかもしれません。

しかし、実際に触ってみたところ、間違いなく立ち回りは進化していたのでご安心を!(詳しい理由は後述)

 

②前作からの変更点

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次に、前作からの変更点について。

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まず1つ目に挙げられるのが、真・溜め斬りへの派生ルートです。

前作MHWIに存在したスリンガー』がRISEでは撤廃されたため、抜刀縦斬り → 強化撃ち → 真・溜め斬りというお馴染みの連携も不可能になりました。

代わりに、強なぎ払いから真・溜め斬りへの派生が可能になりました。これにより、空中溜め斬り → 強なぎ払い → 真・溜め斬りという前作まではあり得なかった連携が実現します。

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2つ目に挙げられるのが『飛び込みなぎ払い』が多段ヒットなったことです。

正しくは「タックルへ派生する前の溜め段階に応じてヒット数が増加する」という仕様に変更されました。

この説明だけ見れば単純に得をしているように聞こえますが、実際はただダメージが分散しただけであり、全段ヒットでようやく前作と同じ威力といった状態です。

結果として「高威力の単発攻撃を弱点に叩き込む」という大剣のコンセプトから逸れた技になってしまい、事実上の弱体化ではないかと筆者は捉えています。

その分ヒットストップは控えめになったため、反撃を受けにくくなったと解釈することもできるのですが、その分ダメージには期待できない技になってしまいました。(悲しい.....)

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最後の変更点として挙げられるのが『タックル』です。

MHW,MHWIと同様、RISEの大剣においても『タックル』は重要なアクションですが、前作に比べタックルの発生速度がワンテンポ遅くなったのが一番気になりました。

溜め斬りを構え始めてから最速でAボタンを入力しても、ワンテンポ遅れてタックルが発生します。しかし、これは大剣に限った話ではないんです。

RISEはMHXX以前の挙動やゲームテンポを意識しているのか、MHW,MHWIに比べ、あらゆるアクションに若干の操作遅延があるようです。

正確には「ボタンを入力してからハンターが動くまでに少し遅れが生じる」ということです。そのため、前作と同じ感覚でハンターを動かそうとすると、最初は結構戸惑うと思います。少なくとも筆者はこの『操作遅延』にかなり苦戦しました。

RISEを前作と比較するのであれば、ある意味この『操作遅延』が最も大きな変更点と言えるのかもしれません。

 

③新システム『鉄蟲糸技』

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今作モンスターハンターRISE』には『鉄蟲糸技(てっちゅうしぎ)』という新たなシステムが導入されています。

これは過去作でいうMHX,MHXXに導入されていた『狩技』に似たシステムです。

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画面下部に表示された『翔蟲(かけりむし)』という専用のゲージアイコンを1~2個消費することで、武器種ごとに定められた専用技が繰り出せます。

体験版で使える鉄蟲糸技は2つで、実際に使ってみた感想は以下の通りです。↓

 

鉄蟲糸技『強化納刀』

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翔蟲ゲージを1つ消費して発動する鉄蟲糸技。

糸でその場から離脱しつつ納刀状態になり、さらに一定時間攻撃力が上昇するという自己強化技です。

効果時間は約20秒翔蟲ゲージが1つ回復するのに8秒かかります。発動回転率も抜群ですね。

抜刀状態のあらゆる姿勢から発動できるため、真・溜め斬りヒット直後にその場を離脱するもよし、抜刀中に遠くでダウンした相手を追いかけるもよし、様々な場面で活躍してくれるアクションです。

MHXXを遊んでいた方にしか伝わりませんが、ブレイブ大剣で絶対回避を使っている感覚に割と近いな~と筆者は思います。

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訓練場のアオアシラを殴って検証してみたところ、真・溜め斬り(強撃)の与ダメージが補正の有無で333366と増加したため、攻撃力の上昇倍率はおよそ1.1倍くらいかと思います。20秒間の時間制限付きとはいえ、これは中々に高い倍率。

ダメージ上昇量、離脱性能、発動回転率、どこをとってもズバ抜けて優秀な技であり、RISE大剣における最重要アクションと言っても過言ではないでしょう。

RISEで大剣を担ぐのなら、ほぼ間違いなくこの『強化納刀』が立ち回りの要になってくるかと思います。

 

鉄蟲糸技『ハンティングエッジ』

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翔蟲ゲージを2つ消費して発動する鉄蟲糸技。

糸を使って高く飛び上がり、空中で回転斬りを2回繰り出し、そのどちらかをヒットさせると空中溜め斬り or 落下突きにその場で追加派生できるというコンボ技です。

通常の立ち回りでは決して届かない高所に攻撃を仕掛ける事ができ、操竜(過去作でいう乗り状態)を狙うのに活用できる技と言えます。

ただ、肝心の使用感ですが、筆者が抱いた率直な感想としては『とにかく欠陥だらけで使う意味がない技』の一言に尽きます。

まずこの技を使う利点

・高所の弱点を狙えること
・操竜状態を狙えること

等が挙げられます。

それに対し、この技が抱えた欠陥

・発生→攻撃までが隙だらけ
・攻撃後に反撃を受けやすい
・耳栓や怯み耐性が一切ない
・与ダメージの総量が乏しい
・高度が高すぎて溜め斬りが当てづらい
・操竜状態は頻繁に狙えない
・操竜を狙うだけなら疾翔けで充分
・その上でゲージを2つも消費する

と、挙げ出したらキリがありません。

少なくとも『強化納刀』2回分の翔蟲ゲージを支払ってまで繰り出す価値のあるアクションではない事は断言しておきます。

製品版でもこの仕様なら産廃まっしぐらなので、製品版ではもう少し強化しておくべき技だと筆者個人は思います。

 

④まとめ

全体的な印象としては「強化納刀により、火力と立ち回りが大幅に強化された大剣」といったところです。

ただ裏を返せば、強化納刀以外に強化された部分がほとんどないのも事実であり、タックルの発生遅延なども考慮すると「立ち回りは強くなったが使い勝手は悪くなった」とも言えます。

筆者の解釈としては強化納刀の恩恵がとてつもなく大きいため、総合的にみれば強くなっている」というのが現時点での結論です。

....といっても、これはあくまで体験版時点での評価であり、新しい鉄蟲糸技により製品版では評価が覆る可能も大いにあると考えています。

また、体験版の防具には大剣の必須スキル『集中』が搭載されていないため、製品版では想像以上に強い武器になっているかもしれません。

そういった淡い期待も含め、発売日の3月26日を楽しみにしておきましょう!

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それでは今回はこの辺で!

最後までお読み頂き、ありがとうございました👏

【MHWI】ゼロから始める散弾ヘビィ【徹底解説】

『散弾ヘビィ』

MHW、MHWIを一通り遊び倒した方も
まだまだ全力で遊んでいる最中の方も
1度は聞いたことのあるワード
なのではないかと思います。

今回はそんな『散弾ヘビィ』について
使い方からスキル構成に至るまで
その全貌を徹底解説していきます。

 

 

 

『散弾ヘビィ』とは?

散弾ヘビィとは、主に散弾LV3という弾を撃って戦うヘビィボウガンの俗称で、簡単に言うと近距離射撃が主体の超高火力ガンナーです。

武器の基本操作等は割愛しますが、初めての方は②~⑧を読むだけでOKです。ヘビィボウガンを扱ったことがある経験者や、より理解を深めたい方は⑨以降も必見です。

 

②どんなことをすればいいの?

まず戦い方についてですが、結論から言うと『とにかく相手に近づいて弱点を撃つ』の一点に尽きます。

なぜなら散弾LV3とは射程が非常に短い弾種であり、至近距離から当てないと威力が激減するからです。リーチも剣士とほぼ同等と考えてよいでしょう。

f:id:sk47asaruto:20200914214603p:plain散弾LV3は1度の射撃で7発の粒が同時に発射(拡散)されるため、7粒全てを命中させることが理想です。また、複数発の同時ヒットという仕様上、コンマ数秒に1度しか発動しない回復カスタムとの相性は最悪です。結論から言うと、合計ダメージの約1/7くらいしか回復しません。回復カスタムに頼ったゴリ押しはまず不可能と考えましょう。

f:id:sk47asaruto:20200914215023p:plain散弾LV3の最大所持数は60発ですが、60発なんてすぐに撃ち尽くしてしまう数なので、ショートカット調合で補充しながら戦わないと弾切れになります。ショートカットは事前に設定しておきましょう。

 

③『ボウガンのカスタマイズ』について

ヘビィボウガンには、カスタム強化やパーツ強化とは別に『ボウガンのカスタマイズ』という独自の強化項目が存在します。

f:id:sk47asaruto:20200916015217p:plain拠点のアイテムボックスや工房のメニューから[ボウガンのカスタマイズ]という項目を選択し、任意の強化パーツを5つまで選んで装着することで性能の底上げが可能となります。

~散弾ヘビィに必要な部品~

『反動抑制パーツ』
・射撃時の反動を軽減する強化パーツ
散弾LV3の反動を"小"にするために使う

『リロード補助パーツ』
・リロード時間を短縮する強化パーツ
散弾LV3のリロード時間を"普通"にするために使う

『近接射撃強化パーツ』
・至近距離からの射撃の威力が上がるパーツ
・倍率は1個で1.2倍、2個で1.3倍、3個で1.35倍、4個で1.4倍
散弾LV3の威力に直結するため非常に重要

『シールドパーツ』
・武器を構えている間、正面からの攻撃を自動でガードするパーツ(詳しくは④を参照)
・着用した個数によってガード性能が変化
散弾ヘビィを安全に運用したいなら必須
→シールドを付けて戦う場合は⑥の装備がオススメ

『特殊照準パーツ』
・専用の照準器(スコープ)を装着することが可能となるパーツ
・抜刀中に【L2を押しながら△+〇】でスコープをセットできる

f:id:sk47asaruto:20200916033305p:plain・抜刀中に【L2を押しながらR1+右スティック↓入力】ピントを一番手前に合わせておかないと威力が激減するので要注意!

f:id:sk47asaruto:20200923191909p:plain・ピントが合っていればダメージも大幅にUP
→スコープを付けて戦う場合は⑥の装備がオススメ

 

④ヘビィにおける『ガード』とは?

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ランスやチャージアックスと同様に、ヘビィボウガン一定の条件を満たしていれば『ガード』が可能となる武器種です。

ガードを成立させるための条件は以下の通り

・シールドパーツを1つ以上付けていること

・武器を構えた状態(抜刀状態)であること

・射撃中、およびリロード中ではないこと

・受け止めるべき攻撃が正面からであること
(側面や背後からの攻撃はガードできない)

ヘビィボウガンのガード判定について解説した動画もこちらで作ってみたので、気になる方はぜひ参考までに下記の動画をご覧ください。↓

 

⑤散弾ヘビィに必要なスキル

散弾ヘビィを扱う上で必要となるスキルを一通り紹介していきます。

『散弾・剛射強化Lv2』必須スキル
→散弾LV3の威力が1.15倍になる

『属性解放/装填拡張Lv3』必須スキル
→散弾LV3の装填数が2発増える

『超会心Lv3』必須スキル
会心ヒット時の威力が1.4倍となる

『弱点特効Lv2~3』必須スキル

→Lv2:傷ついた弱点部位への会心率+30%
→Lv3:傷ついた弱点部位への会心率+50%

『見切りLv1~7』
→最終的な会心率を100%するために適時盛る

『挑戦者Lv5~7』
→最終的な会心率を100%するために適時盛る
→Lv6~7を盛るには『挑戦者の極意』(ブラキウム防具2部位)が必要

『業物/弾丸節約』スコープ型ならほぼ必須
→およそ18%程度の確率で弾丸を消費しない(既に装填されている“装弾数”も減らない)

『怯み軽減Lv1』マルチプレイにはほぼ必須
→一部の例外を除き剣士の攻撃で怯まなくなる

『ガード性能Lv5』シールド型なら必須
→シールドパーツでガードした際の反動リアクションや削りダメージを軽減する

『ガード強化Lv1』シールド型なら必須
→ほぼ全ての攻撃をガード可能にする(拘束攻撃は全てガード不可)

『攻めの守勢Lv3』シールド型ならほぼ必須
→タイミングよくガードすると攻撃力が1.15倍になる(詳しくは⑧を参照)

『体力増強Lv3』ほぼ必須
→体力の上限値が50ポイント増加する
→常に被弾のリスクが大きい散弾ヘビィには重宝する生存スキル

『龍脈覚醒』
→EX龍紋防具3部位で発動するシリーズスキル
→抜刀時に会心率が20%上昇し、攻撃時に体力が減るが、攻撃し続けると自動回復効果を得る

『体力回復量UP』
→回復アイテムや回復カスタム等の回復量を増加させる
→龍脈覚醒の自動回復効果(回復量)を強化できる 

 

⑥シールド型のオススメ装備(入門編)

f:id:sk47asaruto:20200926014946p:plain3つのシールドパーツで安全な立ち回りを実現させる、筆者の中では最もスタンダードで扱いやすい散弾ヘビィ装備がこちら。

武器は『王牙砲【震雷】』を採用。

散弾ヘビィ初心者の方にはまずこの型をオススメします。

ガードによって攻撃が苛烈な相手にも対応しやすく、扱いやすさは数ある散弾ヘビィ装備の中でも随一。ゼロから散弾ヘビィに馴染むにはピッタリの装備だと思います。

スキル『攻めの守勢』の発動も、扱いに慣れてきたら積極的に狙ってみましょう。攻めの守勢はコツを掴めば与えるダメージが大きく向上するので、自身の練度向上を実感しやすい装備だと思います。(詳しくは⑨を参照)

最後に注意点として、特殊弾が狙撃竜弾のヘビィボウガンは特に問題ありませんが、機関竜弾のヘビィボウガンクラッチ攻撃(傷つけ)が非常に遅いです。無理に傷つけを狙うとクラッチ攻撃中に被弾する可能性が高いので、傷つけを狙うならクラッチ怯みやぶっ飛ばしダウンといった明確なチャンスを狙うべきです。ガードと射撃を繰り返しながら、焦らずチャンスを待ちましょう。

(※紹介したスキル構成はあくまでも参考用の一例です。⑤で述べた必須スキル以外は、自分の好みや装飾品事情と相談しつつアレンジしてみて下さい。)

 

⑦スコープ型のオススメ装備(入門編)

f:id:sk47asaruto:20201010185522p:plain特殊照準パーツ(通称:スコープ)を用いることで驚異的な秒間火力を叩き出す、短期決戦志向の散弾ヘビィ装備がこちら。

武器は『狼牙砲【獣獄】』を採用。

スコープ型散弾ヘビィが持つ最大の魅力は、なんといっても全武器中最高峰の秒間火力です。モーション後の硬直や怯みダウン等、攻撃を叩き込めるチャンスが多いモンスターの討伐タイムは全武器中最速と言っても過言ではないでしょう。

その反面、シールドパーツを1つも搭載していないため『相手に近づいておいて防御手段が一切ない』という状況が常に続きます。当然ながら被弾のリスクも大きくなり、場合によっては被弾後の起き攻め等で成すすべなく瞬殺されることもあります。そのため、担ぐ相手は慎重に選ぶべきでしょう。

スコープはクエスト出発等でマップへ出るたび毎回セットし直す必要があるため、抜刀中に【L2を押しながら△+〇】の入力は忘れずに。ショートカットから『特殊照準』を登録しておくのも1つの手ですが、誤入力で戦闘中に特殊照準が外れるといった事故も懸念されるため、筆者はあまりオススメしません。

最後に③でも述べましたが、スコープのピントは抜刀中に【L2を押しながらR1+右スティック↓入力】であらかじめ一番手前に調節しておきましょう。

 

⑧『攻めの守勢』を発動させるコツ

f:id:sk47asaruto:20201005194350p:plainシールドパーツを搭載したヘビィボウガンも、ランスやチャージアックスのように『攻めの守勢』の発動が狙えます。

肝心の発動条件ですが、それはタイミングよくガードすること。筆者はこの条件を満たし効果が成立することを『ジャストガード』と呼んでいます。

「タイミングよく」と書かれていますが、具体的には「ガード判定の出始め」にガードすることがジャストガードの成功条件です。

攻めの守勢Lv3の効果自体は「ジャストガード成功から15秒間、攻撃力が1.15倍になる」というもので、攻撃力の増加量はなんと無属性強化の3倍にも上ります。

攻めの守勢発動中は与えるダメージも目に見えて跳ね上がるため、これを狙って発動できるようになればシールド型の秒間火力は大きく向上します。

ジャストガードのタイミングについて解説した動画もこちらで作ってみたので、気になる方はぜひ参考までに下記の動画をご覧ください。↓

 

<<↓ ここからは経験者向け ↓>>

 

⑨『覚醒武器』でさらなる高みへ

『赤龍ムフェトジーヴァ』のクエスト報酬から獲得できる武器(通称:覚醒武器)の中には、散弾LV3を撃つのに適した『赤龍ノ撃ツ砲・迫撃』というヘビィボウガンが存在します。

f:id:sk47asaruto:20201018192212p:plain覚醒武器の強化方法や仕様については割愛しますが、 その拡張性の高さからスコープ型とシールド型の両立が実現するのもこの武器の魅力の1つです。

f:id:sk47asaruto:20201018192128p:plain赤龍素材の防具『EX龍紋』シリーズ3部位によって発動するシリーズスキル『龍脈覚醒』は、「攻撃し続けることで体力を回復する」という一風変わったスキルです。回復カスタムの恩恵をほとんど受けられない散弾ヘビィにとっては、回復カスタムの代用品とも言えるほど貴重な生存スキルです。

 

⑩スコープ&シールド両搭載バランス型

f:id:sk47asaruto:20201010152648p:plain3つのシールドパーツと特殊照準パーツを同時に搭載した、シールド型とスコープ型のハイブリッド装備がこちら。

スコープ型の瞬間火力とシールド型の生存能力、その2つを兼ね備えた装備であり、総じてバランスの良い構築と言えます。

そしてこの装備最大の特徴はシリーズスキル『龍脈覚醒』を採用していることです。攻撃し続けることで体力が回復するため、これを疑似的な回復カスタムとして運用できます。回復の手間を減らしつつ攻撃に専念できることから、このスキルは手数増加と生存力向上に大きく貢献してくれます。

なお、龍脈覚醒の回復力は『体力回復量UP(Lv1~3)』によって強化できるため、生存力を重視したい方は他のスキルを削ってこのスキルを多めに採用するのも1つの手かと思います。

 

⑪逆恨み付きの瞬間火力特化スコープ型

f:id:sk47asaruto:20201010221144p:plain隙の少ない相手にも確実にダメージを与えるため、単発火力のみを突き詰めた瞬間火力重視の散弾ヘビィ装備がこちら。

この装備最大の特徴は、スキル『逆恨み』を採用していることです。このスキルは体力に赤ゲージが存在する時にのみ基礎攻撃力が上昇するため、射撃と同時にダメージを受けて赤ゲージを生み出せる龍脈覚醒との相性は抜群です。

「攻撃し続けることで体力が回復する」という特性を活かし、体力が減っている状態で相手がダウンしても回復アイテムを挟まずに撃ち続けられるのがこの装備最大の利点と言えるでしょう。

黒龍討伐後に解禁される"究極の装備"

2020年10月1日のアイスボーン最終大型アップデートにより実装された黒龍ミラボレアスは、最後というだけあってその素材から作成できる武具のスペックも破格です。もちろんヘビィボウガンもその例外ではありません。

f:id:sk47asaruto:20201009202750p:plain黒龍素材から作成可能なヘビィボウガン『ヴォルバスター』は、非常に高い物理火力に加え、散弾LV3の装填数が最大10発となる史上初の武器です。瞬間火力、手数、ともに最高峰のヘビィボウガンと言えるでしょう。

しかし、反動抑制パーツの必要数が多く、シールドパーツを3つも積む余裕がないため、シールド型ではなくスコープ型で運用することを筆者はオススメします。

f:id:sk47asaruto:20201009202824p:plain黒龍素材の防具『ドラゴン』シリーズは、4部位身に着けることで『超越』というシリーズスキルが発動します。その効果内容は、体力+100、スタミナ+100、真・業物/弾丸節約の3つが力尽きても発動し続けるというもの。

中でもこの真・業物/弾丸節約が非常に強力で、(有志検証によると)約25%もの確率で射撃時に装弾数を消費しないため、驚異的な手数増加が期待できます。散弾ヘビィはリロード中に被弾しやすいため、リロード機会を減らすこのスキルの恩恵は絶大です。黒龍討伐後はぜひとも採用したい最重要スキルと言えるでしょう。

 

⑬陽動攻撃付きマルチロールシールド型

f:id:sk47asaruto:20201011030812p:plain快適なソロ、円滑なマルチ、その全てを視野に入れたシールド型の最終形態。

この装備最大の特徴はスキル『陽動攻撃』を採用していることです。このスキルの効果は、簡単に言うと「攻撃を当てたとき、モンスターに狙われやすくなる」というもの。相手モンスターに張り付かれやすくなるため、マルチプレイで相手に近づく手間を減らせる他、ジャストガードを狙いやすくなるといった独自の利点があります。

また、見切りスキルを少し多めに盛っているため、傷つけていない弱点に対しても95%と高い会心を保てます。動きが素早く傷つけが困難なモンスターや、狙うべき部位が傷つけられないモンスターだけでなく、他のプレイヤーに傷つけを任せられないソロプレイにもこの装備は有効です。

狙うべき弱点が頭部(傷つけられない部位)である激昂したラージャンに対しては、特に有効な装備と言えるでしょう。

また、黒龍討伐後の装備ということで、シリーズスキル『超越』を採用しています。これにより、今まで組んできた装備とは桁違いの手数が実現するでしょう。

その代わり、⑩や⑪のように龍脈覚醒を採用していないため、抜刀状態で自分から体力を回復する手段はありません。被弾せずともガード反動やスリップダメージ等で少しずつ体力は削れていくので、自身の体力残量には常に注意が必要です。

 

⑭咆哮完全防備のハイエンドスコープ型

f:id:sk47asaruto:20201011161050p:plain耳栓Lv5を採用し、手数増加を極限まで突き詰めたスコープ型の最終形態。

⑬と同じくシリーズスキル『超越』を採用しており、ヴォルバスターの高い攻撃力と相まって、今まで組んできたどの装備よりも高い秒間火力が期待できます。

そしてこの装備最大の特徴はスキル『耳栓』を採用していることです。一見すると生存スキルに分類されがちな耳栓ですが、多くの場合は「モンスターの咆哮を攻撃チャンスに変える」のが目的で採用されているスキルなので、実際は火力スキルに分類すべきスキルだと筆者は思います。

モンスターの咆哮を無視することで開幕ぶっ飛ばしの初動を安定させたり、怒り時の咆哮を無視してそのまま弱点を撃ち続けたりと、耳栓Lv5がスコープ型散弾ヘビィにもたらす恩恵は多岐にわたります。

まさに「最終形態」と呼ぶに相応しい汎用性とポテンシャルを秘めた装備と言えるでしょう。

また、耳栓を採用せず秒間火力を重視したソロ前提の装備を作成し、歴戦王イヴェルカーナのソロ討伐動画も撮ってみたので、立ち回りの参考程度によければご覧ください。↓

youtu.be

 

⑮最後に

散弾ヘビィの徹底解説、いかがでしたでしょうか。

最後に少しだけ、散弾ヘビィの歴史と筆者の来歴についてお話します。

2018年4月19日、MHW無料大型アップデート第2弾で追加された「ガイラアサルト賊」の登場によって、散弾ヘビィは爆発的に普及しました。

あれから2年と6か月、実戦と装備更新を幾度となく繰り返し、辿り着いた終着点が今のこの記事です。筆者にとっては2年にわたるヘビィライフの集大成とも言えます。

ガイラアサルト賊の登場以前から「蛮顎重弩フラムテルマ(アンジャナフヘビィ)」を担ぎ「散弾ヘビィ」を愛してきた身としては、中々に感慨深いアウトプットとなりました。

散弾ヘビィという概念を筆者なりに言い表すなら『剣士のようで剣士でない、剣士以上に緊張感を味わえる異色のガンナー』といったところでしょうか。

そのスリルと意外性に強く惹かれて、筆者はこの世界に足を踏み入れました。

この記事をご覧になった皆さんも、興味があればぜひ散弾ヘビィに触れてみて下さい。

 

それでは今回はこの辺で!

最後までお読み頂き、ありがとうございました👏

【MHWI】形を変えて蘇った抜刀大剣『冰気錬成大剣』

「大剣」といえば抜刀術」
....というお約束も今や昔の思い出話。

 

舞台は新大陸へ

基盤はワールドへ

 

荒波の如く移りゆく時代の中、

アクション面の大幅な仕様変更や

シリーズスキル「達人芸」の普及と共に

「抜刀術」はその姿を消していきました。

 

2018年1月末にMHWが発売して以降

アイスボーン(以後IB)解禁に至るまでの大剣は

達人芸一択と言っても差し支えないほどに

抜刀術を活かす余地のない武器種でした。

 

(スキル事情や新アクションによる弊害など

 抜刀大剣が衰退していった経緯については

 様々な理由が混在するため、割愛&後述)

 

 

抜刀術の遺志を継ぐ、新たなスキル

そんな状況に一石を投じるべく

“あるシリーズスキル”がIBに登場します。

f:id:sk47asaruto:20200815142003p:plainそれがこの

『冰気錬成 〜冰龍の神秘【4】〜』

 イヴェルカーナの防具4部位で発動します。

 

効果内容は少々複雑ですが、簡単に言うと...

・納刀している間は"専用のゲージ"が溜まる

・攻撃を当てるたびにそのゲージが減少する

・ゲージの長さに応じて攻撃力が跳ね上がる

といったスキルです。

 

f:id:sk47asaruto:20200815165025p:plain

"専用のゲージ"は斬れ味ゲージの右隣に表示され、

ゲージ残量に応じて威力の倍率も変化します。

f:id:sk47asaruto:20200815165057p:plain

1段目未満~ゲージ全損→1.0倍(変化なし)

1段目 → 1.05倍

2段目 → 1.15倍

3段目 → 1.30倍

といった感じです。

なお、この倍率は武器種ごとに異なるため

大剣以外ならまた違った倍率になります。

 

冰気練成の主な特徴として挙げられる点は

① 納刀している時間が長いほど得をすること

② 攻撃している時間が短いほど得をすること

 

つまりこのスキルを扱うのに適した武器種

① 抜刀状態でいる時間が短く

② 自然に納刀する機会が多く

③ 手数が少なく一撃が高火力

であることが望ましいと言えるでしょう。

 

ここまで来ればもうお分かりかと思いますが

その適した武器種というのが抜刀大剣です。

 

 

抜刀術冰気練成、大剣の過去

しかし、抜刀術【技】を主軸とした大剣は

MHWに入って完全に衰退してしまいました。

抜刀術はもはや大剣に無関係といった状態です。

 

その最たる理由は

大剣が持つ最高火力技の威力を補強できない

という点にあります。

 

ワールドシリーズ以前の大剣が

抜刀溜め斬りを確実に当てていく武器

であるとすれば、

ワールドシリーズにおける大剣は

真溜め斬りという大技を叩き込む武器

に変化したと言えるでしょう。

つまり

真溜め斬りを当てられない or 使わない

という状態は、例えるなら

気刃兜割を封印して立ち回る太刀

のようなものなんです。

 

そうなると、

納刀後に攻撃を補強する冰気練成

衰退の一途をたどった抜刀術【技】

結局は同じ末路をたどるだけではないか?

そう思われる方も少なくないと思います。

しかし!

この冰気練成と抜刀術【技】との間には

決して埋まることのない差が存在します。

 

その差とは

大剣が持つ最高火力技の威力を補強できる

という点に他なりません。

 

冰気練成はあくまでも

納刀して溜めたゲージを威力に還元する

のであって、

抜刀術【技】のように

納刀状態からの抜刀攻撃のみを強化する

わけではないのです。

そのため、

無駄な攻撃を当ててゲージを損耗しなければ

威力1.3倍の真溜め斬りを叩き込むことも可能です。

また、1.3倍の真溜め斬りにこだわらなくとも

1.3倍の抜刀溜め斬りを着実に当てていければ

それだけでも十分なダメージが期待できます。

 

 

"現実的な運用"のための装備・スキル構成

では実際問題、

どのような装備構成が理想と言えるのか?

これには使用者のこだわりや仮想敵など

様々なファクターが絡んでくると思います。

 

なのでこれから紹介する装備構成は、

あくまでも筆者にとっての理想形です。

いくつかパターンを用意してみましたが、

実際に扱う際、肌に合わない部分等あれば

我流でアレンジして頂ければと思います。

 

1.物理重視の汎用型【睡眠】

f:id:sk47asaruto:20200819001807p:plainまず、ラヴィーナ防具自体の弱さを補うべく

覚醒武器に冰龍の神秘を付与してみました。

このように、赤龍大剣を利用してしまえば

ラヴィーナ3部位で冰気練成が発動します。

その他の覚醒能力は全て攻撃力UPを選択。

物理火力の徹底的な底上げを図り、

相手を選ばない強さに重きを置いています。

 

言うまでもなく集中Lv3は必須スキルとして

攻撃Lv4と挑戦者Lv7で攻撃力の底上げを図り

会心+攻撃+挑戦者+見切り+弱点特効

15% + 5% + 20% + 10% + 50% = 100% で

傷つけた弱点への怒り時の会心は確定に。

(筆者はマルチ主体のため痛撃は50%想定)

 

相手の攻撃を回避→そこから抜刀溜め斬り

という流れで反撃を狙う場面が多かったため

反撃の機会を増やすべく回避性能Lv3を採用。

ひるみ軽減や災禍転覆はラヴィーナの影響で

勝手に付いてくるおまけスキルとして採用。

武器の属性に『睡眠』を選んだ理由ですが

これは冰気練成との親和性の高さに起因。 

 

具体的な結論から言うと

眠っているモンスターに対して

最初に当てた攻撃のダメージは2倍になる

という仕様を活かすことで、

冰気練成のゲージを最大まで溜めた後

威力1.3倍となった真溜め斬りを

眠っているモンスターの弱点に叩き込む

といった芸当も可能となるからです。

 

当然ながら凄まじいダメージが入ります。

悉ネギの頭なんかで試してみたところ

3252と、非常に高い数値が拝めました。

(実際の映像 ↓)

しかし、

あくまでも重要視したのは"安定性"であり

1.3倍寝起こし真溜め斬りはおまけです。

睡眠値を底上げするスキルは一切ないので

パーティ全体の火力が高かったりすると

相手が眠る前に勝負がついてしまいます。

また、挑戦者前提で100%会心としたため

眠っている相手には会心が確定しません。

それでも狙う価値は大いにあるのかなと、

そう思わされるほど火力は凄まじいです。

 

2.アルバ想定の属性型【氷】

f:id:sk47asaruto:20200820134212p:plainこちらは対アルバトリオン戦を想定し、

属性ダウンを取れるように調整した型。

氷属性なので炎活性状態の際に有効です。

しかし立ち回り自体は安定しているため

アルバ専用装備というわけでもないです。

そのため、この型を活用する際は

・特別任務「宵闇の煌黒星」

・イベントクエスト「宵の恒星」

・氷属性が弱点となるモンスター

のいずれかに担ぐと良いでしょう。

 

3.アルバ想定の属性型【火

f:id:sk47asaruto:20200821000336p:plainこちらは対アルバトリオン型の火属性版。

(武器のみを変え、珠や防具は全く同じ)

火属性なので氷活性状態の際に有効です。

そのため、この型を活用する際は

・イベントクエスト「明けの死星」

・火属性が弱点となるモンスター

のいずれかに担ぐと良いでしょう。

(実際の使用風景 ↓)

 

 

④立ち回りと使用感

この型を使う上で最も重要なのは

『ヒットアンドアウェイ』の徹底です。

 

MHWシリーズにおける大剣は

・タックルで耐える→溜め斬りを当てる

という流れが理想とされ、

抜刀したままの立ち回りが主流でした。

それに対し、冰気練成大剣は

・攻撃を避ける→溜め斬りを当てる

・隙を見極める→溜め斬りを当てる

という流れが理想となります。

マルチであればクラッチ怯み延長の隙に

ソロならば相手モンスターの技後硬直に

・溜め斬りを確実に当てていく

・攻撃が終わったらすぐに納刀

これが基本にして究極の立ち回りです。

 

f:id:sk47asaruto:20200821175733p:plain

最後に、個人的な感想にはなりますが、

使用感は従来の抜刀大剣にかなり近いです。

相手モンスターの動きを見極めて、

隙を突き、確実に抜刀溜め斬りを差し込む。

どうしようもなく懐かしい立ち回りですね。

昔の抜刀大剣が恋しい…と感じている方には、

ぜひ触れてみて欲しい構成かなと思います。

 

それでは今回はこの辺で

最後までお読み頂き、ありがとうございました👏

【MHWI】眠りを駆使して闘う剣士『特殊会心アーセファー』

なんとなく「週刊」ってブログ名にしてるけど

お前最後の更新84日前じゃねえか!!!

(コロナ事情でバタついてて更新手つかずでした😓)

 

 

さて、今回で第2回目となりますが

これまたちょっと変わった装備を紹介していきたいと思います。

 

ということで、今回記事にしていく題材は…

 

コンスタントなぶっ飛ばしを可能とし

弱点部位の傷つけをも難なくこなす

身軽で手堅いサポート剣士「睡眠双剣

について紹介していきます。

 

 

①「ぶっ飛ばし」と「眠り」の関係

まずは「ぶっ飛ばし」というアクションについて

基本ルールからおさらいしていきましょう。

 

大原則として

・モンスターを壁やオブジェに当てると成功

クラッチクローで相手の頭部に張り付いて行う

スリンガー弾を全弾発射(全て消費)する

・モンスターが怒り状態だとぶっ飛ばしは無効

といった制約があります。

 

しかし、この原則を破れる手段が2つ存在します。

 

>モンスターが怒り状態だとぶっ飛ばしは無効

この原則を破れるのが「眠り状態」です。

怒り状態のまま眠りについたモンスターは

起床と同時に頭に張り付いて全弾発射を行えば

怒り状態であってもぶっ飛ばしが可能です。

瀕死で眠りについたモンスターでも

睡眠属性で眠らせたモンスターでも

眠ってさえいれば等しくぶっ飛ばしが可能です。

 

スリンガー弾を全弾発射(全て消費)する

この原則を破れるのが

スキルスリンガー装填数UP」です。

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石ころを例として説明すると....

スキル無:石ころ15個→全弾発射→残り0個

スキル有:石ころ25個→全弾発射→残り10個

といったように

スキルによって増えた分が全弾発射後も残ります。

 

 

②「眠り」を活かして戦う武器

上記の仕様を上手く利用することで

眠りを駆使して戦える武器について考えた結果

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辿り着いたのがこの「ネスルアーセファー」でした。

 

双剣」という武器ジャンルを選んだ理由としては

・動きが身軽で手数が稼げる

・攻撃操作がシンプル

・属性値の補正が高い

・1回で傷つけが可能(特殊クラッチ

などが挙げられます。

 

ネスルアーセファーを選んだ理由

・達人芸に適した程よい白ゲージの長さ

・素会心+20%による装備の組みやすさ

・決して高くはないが、悪くない攻撃力

・パーツ強化による属性値の伸ばしやすさ

などです。

 

ライバルとしては

・フワフワ天国

・赤龍ノ舞ウ爪 睡眠

などの睡眠双剣が挙げられます。

 

これらは属性解放も必要としませんが

パーツ強化や素会心20%といった利点がないため

ネスルアーセファーの方が適切であると判断しました。

 

 

③「ネスルアーセファー」を活かすスキルと装備

ネスルアーセファーと睡眠属性

この2つをフル活用するための装備を組んでみました。

 

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まずは武器のカスタム強化について。

 

100%超会心構築を目指し会心率強化1を付け

回復能力付与1で継戦能力を確保しつつ

余った5スロットに状態異常強化3を入れて

できる限りで睡眠値を底上げしていきます。

 

パーツ強化は

強化段階 I~VI:属性強化6回

強化段階VII:攻撃強化(滅尽龍パーツ改)

 

 

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可能な限り火力を維持しつつ、コンスタントに眠らせる

というコンセプトを据えて、装備を組んでみました。

 

必須スキルとなるのが

・達人芸 ~炎王龍の武技【3】~

・属性解放/装填拡張Lv3

 

睡眠属性値を底上げするために

会心撃【特殊】 ~太古の神秘【2】~

→(会心ヒット時、毒、麻痺、睡眠、爆破値が上昇するというスキル)

・睡眠属性強化Lv4

 

100%超会心を目指し

・超会心Lv3

・弱点特効Lv3

・見切りLv4

 

立ち回りの安定性を補助するため

・体術Lv3

 ・体力増強Lv1

 

と、各スキルの採用理由は以上です。

 

 

④立ち回りと使用感

今回紹介した睡眠双剣とは

眠らせる→ぶっ飛ばす という流れを作る武器であり

いわゆる「サポート武器」という役回りです。

したがって、ソロで扱うメリットはほとんどありません。

しかし、マルチにおいては多くのメリットがある武器です。

 

この武器を扱う最大のメリットとは

怒り状態のモンスターを眠らせて

ぶっ飛ばしでチャンスを作り出せること

これに尽きると思います。

 

裏を返せば

怒り状態でないモンスターを眠らせても

特にメリットはないし、逆にテンポが悪くなる

ということです。

 

このネスルアーセファーを扱う上では

そういった利点や欠点を理解しておく必要があります。

 

具体的な立ち回りとしては

1.モンスターに遭遇

2.開幕1~2回ぶっ飛ばし

3.ダウン中に弱点を傷つけ

4.モンスターが怒る

5.怒ったのを確認したら全力で攻撃

6.眠らせてからぶっ飛ばし

7.以降はひたすら攻撃

8.眠らせたらぶっ飛ばし

9. →7に戻る

といった流れを作ることが理想です。

 

 

眠らせるタイミングや壁との距離、顔の角度など

扱う上で工夫が必要な点はかなり多いですが

この癖の強さを理解した上で完璧に運用できたなら

コンスタントにチャンスを生みだせる剣士

になれるかと思います。

 

個人的には

考えさせられる分、いつも以上にマルチを楽しめる武器

といった印象を受けました。

 

「サポートはしたいけどボウガンは難しいな....」

といった悩みを抱えているハンターさんや

「ぶっ飛ばしを使って、もっとパーティに貢献したい」

といった願望を抱いているハンターさんには

ぜひチャレンジしてみてほしい武器ですね。

 

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それでは今回はこの辺で👋

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

【MHWI】これぞ麻痺太刀の究極系『剛刃解放麻痺シミター』

 

 

モンハンワールド発売からもう2年

アイスボーン解禁から既に半年

かれこれ3500時間ほど遊んどいて

今 更 モ ン ハ ン の 記 事 を 書 く

 

ということで、記念すべき第1回目

今回記事にしていく題材は…

 

達人芸にも頼らない

業物にも頼らない

異色の斬れ味管理スキル「剛刃研磨」

これを活用した特殊な装備の紹介です。

 

 

 ①「剛刃研磨」とは?



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今回主役となるのがこのスキル

『剛刃研磨(ごうじんけんま)』

これは

「砥石(またはキレアジのウロコ)を使って武器を研ぐと、一定時間(60秒間)斬れ味消費が無効になる

という効果を持ったスキルです。

 

また、この剛刃研磨の効果時間(60秒)は

"あるスキル"によって延長することが可能です。

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それがこのスキルアイテム使用強化】

これは「一部のアイテムの効果時間が長くなる」という効果を持ったスキルです。

この"一部のアイテム"にはどうやら砥石も含まれているらしく、Lv3まで積むと…

 

剛刃研磨の効果時間は

60秒 × 1.5倍 = 90秒 となります。

 

 

 

 ②剛刃研磨を活かす武器

さて、ここからがいよいよ本題。

剛刃研磨をフル活用するための武器を紹介していきます。

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その名も「ザルファシミター」

硫斬竜ディノバルド亜種の素材から成る太刀で

パーツ強化が可能なことも特徴の1つです。

 

その具体的なスペックは…

レア度:RARE11

スロット:Lv4

攻撃力:957

会心率:0%

属性値:(麻痺390) ※属性解放

斬れ味:匠Lv5で紫(極小)

 

 

そして、第一線で活躍してきた生産太刀の代表格が

天上天下天地無双刀:957 白

行雲流水ー和光ー:924 紫 

滅尽の一刀【絶】:957 白

飛竜刀【月】:957 白

(※全て匠Lv5表記)

 

見ての通り、高くても攻撃力957の斬れ味白ゲージ。

攻撃力957+紫ゲージというスペック自体が

生産太刀の中では非常に高い部類なんです。

(覚醒武器の登場以降は珍しくもなくなりましたが…)

 

そしてこの武器は攻撃力が高いだけでなく

ズバ抜けて高い麻痺値を兼ね備えており

パーツ強化やカスタム強化の方向性次第では

相手の動きを1~2回ほど封じる事は容易です。

 

しかし、この武器は 

爆発的な瞬間火力を有している反面

「匠Lv5がないと紫ゲージにならない」

「麻痺を活用するには属性解放Lv3が必要」

という2つの大きな欠点を抱えています。

 

専用装備を作る際は、この点も考慮しておきましょう。

 

 

③さっそく装備を作ってみる

というわけで、

ザルファシミターの専用装備を作ってみました。

 

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まずは武器のカスタム強化について。

 

100%超会心構築を目指し会心率強化1を付け

回復能力付与1で継戦能力を確保しつつ

余った3スロットに状態異常強化2を入れて

持ち前の麻痺値をさらに高めていきます。

 

パーツ強化は

強化段階 I~VI:属性強化6回

強化段階VII:攻撃強化(滅尽龍パーツ改)

 

パーツ強化だけで麻痺値は60ほど上昇します。

 

 

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「破壊力」と「麻痺値」を同時に突き詰める

というコンセプトの下

自分なりにスキル構成を練ってみました。

 

必須スキルとなるのが

・剛刃研磨

・匠Lv5

・砥石使用高速化Lv3

・アイテム使用強化Lv3

・属性解放/装填拡張Lv3

 

麻痺属性値を高めるべく

・龍脈覚醒 ~赤龍の封印【3】~

・麻痺属性強化Lv4

 

100%超会心を目指し

・超会心Lv3

・弱点特効Lv3

・見切りLv4

 

龍脈覚醒の自傷ダメージを緩和するため

・体力増強Lv2

・体力回復量UP Lv1

 

と、各スキルの採用理由は以上です。

 

 

④使用感について

さて、ここまで長々と装備とスキルについて書きましたが

ここからはいよいよザルファシミターの使い心地についてです。

 

今回、太刀の火力の高さを計るのにちょうどいい指標として

レーニングエリアに置いてある

丸太への気刃兜割でダメージの比較をしてみました。

 

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まずはさきほど紹介した専用装備を着て

ザルファシミターによる気刃兜割を放ってみました。

 

結果、与ダメージは

150 × 7ヒット (+気刃突き 156) = 合計 1206

 

 

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続いて "天上天下天地無双刀" による気刃兜割のダメージを測定。

 

「無属性強化」「攻撃Lv4」「挑戦者Lv7」「逆恨みLv5」を同時に搭載した

比較的ハイエンドな火力重視の装備で実験しています。

 

結果、与ダメージは

163 × 7ヒット (+気刃突き 169) = 合計 1310

(※挑戦者Lv7未発動 + 逆恨みLv5全段適用) 

 

天上天下天地無双刀:1310ダメージ

ザルファシミター :1206ダメージ

並べてみると、その差はたったの「104」

 

つまりこの「剛人解放麻痺シミター」は

1~2回ほど相手を拘束できる麻痺属性武器でありながら

火力特化構成の無属性太刀に匹敵する火力を叩きだし

砥石を使うと1分半はどこを斬っても斬れ味が紫のまま

 

まさしく「究極の麻痺太刀」と呼ぶにふさわしい一振りなんです。

MH3の骨縛刀カゲヌイさんを思い出しますね。

 

 

ただ、麻痺値を高めるべく龍脈覚醒を採用した型ですので

むやみやたらと振り回して空振りを繰り返すと

そのうち回復カスタムでは補いきれないほどの瀕死になります。

 

ですので、剛刃研磨発動後の立ち回りに自由度を求める方

龍脈覚醒を抜き、麻痺属性強化をLv2~3まで下げて、

代わりに見切りLv3をLv7まで上げた型がオススメです。

(しかしその場合、採用防具との兼ね合いで

 属性やられ耐性Lv3が積みづらくなるのでご注意を)

 

 

爆発的な火力と麻痺値を同時に得た代わりに

砥石を使用してから1分半しか輝けない。

どこまでもピーキーで、非常に癖のある武器です。

 

何もかもが常軌を逸した意外性の塊のような武器なので

 

「普段とは一味違った戦い方を試してみたい!」

という、ちょっぴり変わったハンターさんや

「普通の闘い方には飽きてしまった....」

という、日々に刺激を求めるハンターさんにも

 

ぜひ手に取って遊んでみてほしい一振りですね。

個人的にはかなり遊び甲斐のあるマイナー武器だと思います。

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それでは、今回はこの辺で!

お読みいただきありがとうございました👋